NEWS RELEASE

ITUロングディスタンストライアスロン アジア選手権 篠崎友選手 準優勝!

2009年6月14日に韓国サンチョクで開催された「ITUロングディスタンストライアスロン・アジアチャンピオンシップ」にて、BODY TUNE サポート・プロフェッショナルアスリート「篠崎友」選手が、アジア人2位、日本人1位、おめでとうございます!


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日時     :2009年6月14日
場所     :韓国 サンチョク
天候     :曇りのち雨

サポート   :バイクフレーム【FELT F1】
        ウェア    【デソト】
バイクシューズ【DMT】
        DHバー   【プロファイル】
 
結果     総合   11位
       アジア   2位
       日本    1位

  総合
優勝 Doe Kieran
 2位 Ahifors Rasmus
       3位 Hotchkiss Jonathan

  アジア選手権
       優勝 Kim
       2位 Yu Shinozaki
       3位 Park.Byung-Hun

レースレポート
 男子エリート45名、女子エリート28名。そのうちアジア男子22名、女子7名。ほとんどがアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパからの招待選手という中のアジア選手権。
 スイムは波の少しある海を2周回する3km。バイクは海の標高0mから山の上の標高1400mまで上る80km。ランはトレイルランを含む20kmで行われる。
 スイムは浜スタートでゴーグルに海水が入るというトラブルも背泳ぎで対処、大きな集団が2つに分かれ、後続集団で泳ぐ。あまりペースの上がらない集団だと判断して700メートル地点で集団から前に出て一人で進む。だいぶ前の集団から離されてしまい、つらい展開ではあったがミドルの距離、そしてバイク後半が山岳になっているのでスイムからペースを崩さないよう自分のペースで泳ぐ。結局最後まで誰とも合流せずに一人でスイムアップ。
 バイクの台数から45人中35位くらいのアップだったと思う。少し焦ったが出場メンバーからしてスイムがビリでないだけ良かったと割り切り焦らずバイクスタート、バイクは前半40kmは体感しないほどの緩い上り、後半には10%を超える山に入る。
 前半38~40km/hで巡航していると韓国のパク・ビュンフン選手に抜かれる。ペースを乱したくなかったのでマイペースに進む。上りに入る前に集団を2つ3つをパスして気持ちにも余裕が持てた。40km地点を超えたあたりから一つ目の山が始まりパラパラと選手が見えてくる。平坦で抜かれたパク選手を抜き返し、ひたすらのぼる。前に選手が見えた所で運悪く踏切でストップ、2分近く差をつけたパク選手にもそこで追いつかれる。踏切があがり再スタート。ひとつ目の山が終わると3kmほど緩い下り坂になる。外人選手は平坦が速いようで平坦ではなかなか前との差が詰らない。2つ目の山は10%まで傾斜があがるので前の選手との差を大きく詰める事が出来た。バイクフィニッシュは山の山頂付近にあり、霧で周りはみえず、吐く息も白かった。
 トランジッションはオリンピックセンターという施設のトラックに設けられていて、トラックを1周してからコースに出ていく。走り出しから脚は軽かったものの前回の宮古島の事を思い出しながら走る。小雨と霧の中のランはとても涼しく走りやすい。後半10kmのトレイルに入ってもペースは変わらず、余裕があった。下りでは捨て身でペースをあげ、上りはしっかり踏ん張れる力があった。最終的にランの最後1kmで1人に抜かれ11位でフィニッシュとなった。
 レース中は現在の順位も何もわからないなかでレースをしていたのでランフィニッシュで順位を聞いてビックリした。あまりにタフなコースでトライアスロンをしている感覚では無かったがランの前半10キロのアスファルト区間でしっかりペースを作れた事が一番の収穫だった。賞金を目の前に逃してしまったのは悔しいが、まさか11位まであがっていたとは思わなかったし、その事に気付けなかったのでしょうがない。
 次回のミドルは佐渡の日本選手権なのでそこまでにランを更に磨く。

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