アイアンマンジャパン五島長崎大会 高濱邦晃選手 総合5位!(日本人1位!)
2009年6月21日に長崎県五島市で開催された「アイアンマン・ジャパン」(トライアスロン)にて、BODY TUNE サポート・プロフェッショナルアスリート「高濱邦晃」選手が、総合5位(日本人1位)。おめでとうございます!
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場所:長崎県五島
日時:2009年6月21日
距離:スイム3.8㎞(2周回) バイク180㎞(一部2周回) ランニング42.2㎞(一部2周回)
結果:5位 8時間51分28秒(アイアンマンハワイ出場権獲得)
天候:曇り
【レースレポート】
アイアンマンジャパンは私にとってアイアンマン初挑戦だったので、第一目標は未知の領域への挑戦、そしてペースダウンすることなく完走することでした。結果は後から付いてくるものだろうと考えていました。
午前6時58分スタート。ゆっくりしたペースでスタートするのだろうという勝手な思いこみもあり、スタートから出遅れ、しかも後方からスタートだったので直後から第一グループから遅れてしまいました。少々頑張っても追いつけそうになかったので、気にせずに自分のペースで泳ぐことにしました。スイムに関しては、身体へのダメージも少なく、3.8㌔という距離も想像以上に長く感じることもなく泳げ、6位でスイムフィニッシュしました。
バイクへ移りコースに出ましたが、トランジットで手間取っていると後から来た選手一人に抜かれてしまい、バイクスタートから60㌔程一人旅でした。しばらくして松丸選手と外国の選手が私を抜いていきました。30分程、両選手を視界に入れながら付いていっていきましたが10㌔程走ると遅れてしまいました。100㌔地点でパク選手、130㌔地点付近では河原選手に抜かされてしまいましたがゴールまで同じペースで走ることができ、バイクフィニッシュでは河原選手、西内選手、私の3人でランニングへと向かいました。
走り出してすぐは腰が痛く身体も重かったのですが、1㌔くらいで身体は動くようになり、2㌔地点で前2人の選手を抜き、15㌔地点で松丸選手、20㌔地点でパク選手、さらに1周目を終わる前に外国の選手を一人抜き5位に上がりました。この時は、落ち着かないと自分が思っているペースで走っている感じでした。しかしその直後、急に身体に力が入らなくなりペースは一気に落ち、約1㌔毎に設けられたエイドステーションを目標に自分を騙し騙し走る感じでした。そんな走りだったので27㌔地点でまたパク選手に抜かれましたが、ペースを上げることもできず維持する事が精一杯でした。しかし一周差で前を走るエイジグループの選手の中にプロカテゴリーの外国選手が見え、その差は少しずつ詰まっていきその選手を抜き再び5位あがりました。ペースと順位はそこから変わらず総合5位でゴールしました。
今回のレースは思った以上の成績が上げられ、ハワイの出場権も得ることが出来ました。初アイアンマン故に怖いもの知らずで注目度も低く、プレッシャーのない中でレースをすることができたことが、私にとっては良かったのではないかと思います。今回が最高の成績で終わらせる事なく、得られた経験とチャンスを次にいかし、ロング・ショート共に今まで以上の成績が修められるように努力していきたいと思います。