NEWS RELEASE

SAIPAN「第20回タガマントライアスロン」  松丸真幸選手 優勝!

2009年4月25日にサイパンで開催されたKFC主催「第20回タガマントライアスロン」レースにて、BODY TUNE サポート・プロフェッショナルアスリート「松丸真幸」選手が、見事優勝!日本人としては97年の宮塚英也選手以来の快挙。おめでとうございます!

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(以下、松丸選手からのレースレポート)
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大会名:第20回タガマントライアスロン大会inサイパン
開催日:2008年4月25日〔土〕
場所 :北マリアナ諸島サイパン島
距離 :スイム2km、バイク60km、ラン15km
参加人数:60人
天候:快晴、気温30℃
使用機材:サプリメント  MEDALIST:顆粒、フリーダム、ゼリー
     補給食     POWERBAR:バー、ジェル
     レースウエア  2XU:エンデュランストライスーツ ブラック
     ランキャップ  2XU:ランキャップ
     ゼッケンベルト 2XU:レース用ナンバーベルト
     ソックス    EXUSTAR:クールマックスソックス
     フレーム    CORRATEC:C-TIME CARBON
     フォーク    CORRATEC:CORRATEC VOLL CARBON
     シートポスト  CORRATEC:コラテックエアロシートポスト
     アイウエア   ALPINA:BENOX
     ヘルメット   ALPINA:MORANO
     バイクシューズ SHIMANO:SH-TR50
     ペダル     SHIMANO:PD-7810
     ホイール前後   SHIMANO:デュラエース WH-7850-C50チューブラー
     ハンドル    PRO:ミサイルモノコックストレートカーボン
     ステム     PRO:バイブ7S OS
     サドル     PRO:ファルコン
     コンピューター PRO:DIGI-W7
     アクセサリー  PRO:ボトルゲージカーボン、バーテープ
     タイヤ     VITTORIA:コルサEVO CX
     ランシューズ  SAUCONY:SAM2007 ホワイトシルバー
     ハートレイト  POLAR:RS800
成績: 優勝
     トップ3
      1.松丸真幸       日本      2:59:41
      2.サム・グランダー   イギリス    3:02:03
      3.アンドリュー・ノベル オーストラリア 3:04:53
   
内容:
宮古島大会から中5日でのレース。ここ最近は、3月に開催されていたが、今年は4月になった。いつもは、宮古島に向けてのトレーニングの一環として参加していた。過去の成績は、一昨年、昨年ともに2位。今回、特に優勝は意識しないで気軽に走った。
 タガマンは、賞金が良いせいなのか、今年も海外から強豪が揃った。なかでも、強敵なのが、大会2連覇中のディフェンディングチャンピオンのアンドリュー選手。元デュアスロンの世界王者だ。ラン勝負になってしまうと勝つのが厳しくなる。あと、先週のⅩテラ〔オフロードのトライアスロン〕inサイパンで優勝しているイギリスのサム選手。バイク、ランが強い後半型の選手だ。
 朝4時半に起床。朝飯でパワーバーを2本。ジェルを3つ食べた。会場に向かう。
当日の天候は、快晴で暑かったが、宮古島で暑さなれしていたので、さほど気にならなかった。スイムは、PICホテル前の海。リーフに囲まれ、とても穏やかな場所。透明度も高く、遠浅であるので初心者にはお勧めのレースといえよう。ここを逆三角形で泳ぐ2周回。
朝6時にスタート。賞金のかかるプロは、ウエットスーツ禁止。2XUの抵抗の少ないウエアを着用した。体が軽かったので、スタートダッシュでうまく第2集団に入れた。マークしたのは、アンドリュー選手。一緒に上陸できた。作戦通り。5位くらいでバイクに移った。
 バイクは、60km。序盤は海岸線のフラットコースだが、意外と風が強いし、後半はアップダウンのあるコースだ。私は宮古島と同じコラテックのC-TIMEカーボンをチョイス。ホイールは、さすがにディスクを使えるほどの体力がなかったので、シマノのデュラエースを使用。リムハイト50mmなのでエアロ効果はある。また、剛性もあるので、ダンシングでパワーを出しても、耐えてくれて推進力につながる。
バイク序盤で、前を走る選手をパスして先頭に立つ。順調に走っていたが、切れがない。明らかに疲れていた。しかし、焦りはなかったので、リラックスして楽しく走ることに努めた。
サイパン最北端の観光名所「バード・アイランド」を1位で通過。2位はアンドリュー選手、3位はサムの選手。サム選手の調子が良さそうだ。この辺は、アップダウンが多い。リズム良く走るように心がけた。
昨年のように、平均時速40kmオーバーとはいかなかったが、トップでバイクを終了。ランシューズに履き替えて、エイドステーションにあるゲーターレード、水を飲んで、ランコースへと飛び出す。
 ランニングは、海岸線を走るフラットなコース。だが、日陰ゼロなので暑い。スポンジをもらって体を冷やす。後ろとの差はどれくらいか?折り返し地点で、2位はサム選手。3位にアンドリュー選手だ。逃げ切れるか?このままペースが落ちなければ、大丈夫。しかしながら、10km過ぎたあたりから、疲れが見えてきた。あと5km。ここからが正念場。
この頃になると、もう暑さは気にならなかった。サム選手が食い下がってくる。ここまできたからには譲らないぞ!調子のピークは過ぎているが、10年以上かけて、作り上げた体のベースがある。自分でも本当に強くなった。最後は踏ん張ってトップでゴール!嬉しい!日本人としては、宮塚英也選手以来の11年ぶりの2人目の優勝者。トラアスロンを始めた頃、夢描いていた、憧れのタガマン〔勇者〕にようやくなれた。
レース後は、会場にあったパンやオレンジを食べて、また回復に努めるために、フリーダム、メダリストゼリーを飲んだ。終わったあとのクエン酸は、なんでこんなに美味いのだろう。          (文責:松丸真幸選手)
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